vs 子宮内膜症 Lv.3 「ヤーズフレックスのお話」
超低用量ピル「ヤーズフレックス」
さて今回は、私が服用している低容量ピル「ヤーズフレックス」についてお話しさせて頂きます。今後はヤーズフレックス服用に関してのお話をどんどん書いていきたいと思っております。
ヤーズフレックスはまだまだ服用者が少なく、私自身も服用していて困ることがよくあるので、同じく服用中の方の参考になっていければ幸いです！
ヤーズフレックスについて
ヤーズフレックスは第4世代のピルと呼ばれ、比較的新しい部類の低容量ピルです。他のピルとは少し異なっている点がいくつかあります。
ひとつ大きな違いというのが、ヤーズフレックスなら最長120日まで月経を止められるという点です。
低用量ピルというのは、月経を完全に止められる薬ではありません。あくまでも月経をコントロールし軽くするものです。しかし、このヤーズフレックスであれば最長120日間"完全に月経を止められる"のです！！
ただし注意するべき点もあり、服用期間中に3日間連続で出血した場合には、必ず4日間休薬する必要があります。そのため、120日完全に止められる方は残念ながら少数となっています。
私も約2年間服用していた中で2度ほど不正出血なく120日連続服用出来たことがありますが、ほとんどは50〜90日でストップしてしまうことが多いです。
それでも2〜3ヶ月程生理が来ないというのは魅力的ですよね。
もう一つ、休薬期間が短いというのも違いのひとつです。他の低容量ピルは7日間休薬するものが多いのですが、ヤーズフレックスの休薬期間はわずか4日間です。
出血が続いていても服用を開始できるため、休薬期間の消退出血がだらだらと続くことがありません。
服用中の困りごとは？
続いて、服用中に少し困るなぁという事についてお話します。
ヤーズフレックスは先述の通り、他の低容量ピルよりも圧倒的に長期間月経を止めることが可能です。そのため、期間中の不正出血も他の薬に比べ多い印象です。
基本的な不正出血は1〜2日の間に少しだけ出るというものがほとんどです。
しかし、思わぬタイミングで出血することも多いため、常に生理用品を持ち歩くことをおすすめします。
他には、休薬のタイミングの判断が初めの方は難しい事です。
少し出血し、1日空いてまた出血した…
一応3日続いたけど、ほんのちょっとしか出血していない…
こんな事がよくあります。私も飲み始めの頃は、これは休薬すべきなのか？と迷い、ネットで検索などしていましたが、当時そのような記事がほとんどなく、ほぼ自己判断で休薬していました。
しかし、休薬のタイミングに関してはあまり悩む必要がありません。
私が主治医に確認したところ、海外ではかなり自由度の高い薬だそうで、服用者が好きなタイミングで休薬しているそうで、「好きなタイミングで休薬していいですよ！」と言われました。
それを聞いてからは、自身の仕事の都合などに合わせて自由に休薬をしていますが、特に体に支障などはありません。
ただ、飲み始めの方は必ずご自身のかかりつけ医に一度休薬のタイミングを確認してみる方が良いでしょう。
もうひとつ、ヤーズフレックスは毎日同じ時間に忘れずに服用しなければなりません。これがかなり忘れがちです。1日までなら忘れても、次の日2日分飲めばOKですが、2日連続忘れることはNGです。
そのためには、「つづけるミカタ」という公式のアプリがおすすめです！
時間を設定しておくと、毎日通知してます。また、連続服用日数も表示されており把握しやすいので、ぜひ使ってみてください！
リンクは以下からどうぞ。
初めは抵抗もあるかと思いますが、慣れてしまえば本当に楽です。毎月の月経を気にすることもありません。
今では同僚などが「今月も生理痛つらいよ〜」と言っているのを聞いて、「そういえば生理って毎月来るものだった！」と思い出すくらいには普段その事を忘れて生活出来ますよ。笑
これまで子宮内膜症やピルの概要について説明してまいりましたが、次回より私vs子宮内膜症のお話を始めていきます。
ヤーズフレックス服用中の出来事や普段とは変わったことなどいろいろな様子を更新していきます！
また、他のテーマでも順次記事を更新予定です。
ぜひ気が向いた際には覗いてみてくださいね。
