20代から始める人生攻略本

無知なわたしが無理難題の人生攻略に挑むお話。

vs 子宮内膜症 Lv.7 「パートナーの方へのお話」

子宮内膜症患者のパートナーの方へ伝えたいコト

皆様の身近に子宮内膜症の方はいらっしゃいますか?

今回は少し違った目線でのお話をしたいと思います。子宮内膜症は患者にとって長い間付き合っていかなければならない病気です。その状況で、周りの支えは本当にありがたいものです。
身近に子宮内膜症の方がいれば、ぜひこの記事のような協力をしてあげてください。

本日は当時お付き合いしていた、ぺんたろさん(現夫)が、私が子宮内膜症と分かった時にしてくれた手助けのお話をさせて頂きます。

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自分のことのように知ろうとする!

私が子宮内膜症と診断された次の日には、ぺんたろさんに「こんな病気だったよ」と説明をしました。ぺんたろさんは命に支障は無いと知って安心していたものの、男性には馴染みのない病気や症状であるため、初めは「大変だね…」といったような感想でした。
まぁやっぱり男性だと月経の辛さも分からないし、理解しにくいよね…とそう思っていたのですが。

次に会った時にはびっくり、子宮内膜症についてかなり調べてくれたようで、初めに話した時とは比べものにならないほどに、子宮内膜症について詳しくなっていました。

その後も自分の事のように色々と心配し調べてくれ、子宮内膜症や低容量ピルについて、参考になりそうな記事を見つけては送ってくれました。

また、自分では体験できない月経痛や薬の副作用については日々とても気にかけてくれ、知ろうとしてくれていました。私もその姿勢に嬉しくなり、「こんな感じだよ、こんな感覚なんだよ」と説明したり、報告をしていました。

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毎日の薬確認連絡!

私がピルを飲むにあたって一番心配をしていた事は、本当に毎日欠かさず飲めるのか?という事でした。私は性格上、毎日同じ事を続けるという行為が苦手で、いくら意識していても必ずどこかで忘れてしまうのです。なので、毎日同じ時間に飲み忘れなく飲む、というのは心底自信がありませんでした。

私は忘れず飲むために以前の記事でご紹介した、ヤーズの公式アプリを使用し、毎日時間になると通知が来るよう設定をしていましたが、通知が流れて忘れてしまったり、時間より数時間ほど遅れてしまうこともよくありました。そのため、その頃は不正出血もかなり頻繁な起こっていました。

そんな時、救世主となったのはやはりぺんたろさんでした。
ぺんたろさんはそんな私を心配し、「できるだけ飲み忘れとか無いようにして欲しい。俺も協力するから!」と宣言をしてからは、毎日薬の時間になると欠かさず確認の連絡をくれるようになりました。

私も、「ちゃんと飲まなきゃぺんたろさんに怒られちゃう!」と、徐々に時間になると思い出すようになっていきました。

今ではほとんど忘れることなく飲めるようちゃんと習慣がつきました。これも全てぺんたろさんがここまでやってくれたお陰です。
個人的には一番助かったと思った出来事だったかもしれません。


最高の相談相手になる!

先述の通り、べんたろさんは子宮内膜症についてあれこれ調べていてくれたのですが、結果、分からない事は聞き合ったり、相談し合える最高のパートナーになりました!

何も分からない中、一人で調べ、考えていくのはかなりしんどい部分があると思います。しかし、同じ知識を持って相談し合える相手がいるだけで、こんなに心強いことはありません。
今でも私はよくぺんたろさんに、「最近不正出血多いんだけど、休薬した方がいいかな?」みたいな事まで相談しちゃいます…!毎回とても親身に相談に乗ってくれるので本当に感謝しています。

恋人でなくても、家族や友達でも構いません。身近に子宮内膜症で悩んでいる方がいれば、ぜひ話を聞いて、相談に乗ってあげてください。
そして最高の相談相手になってくださいね!

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いかがでしたでしょうか。
当事者でなくても、少しの理解と努力で手助け出来ることはたくさんあります。男性の方も無関係ではありません!近くにいる皆さまの力で、より社会へ子宮内膜症患者、ピル服用者への理解を広めていってくだされば幸いです。